キリンラーメン?! [農村から]
日本のデンマークと呼ばれる愛知県安城市で面白いラーメンを見つけた。幻のインスタントラーメンだって!
パッケージが古めかしくて、なかなかかわいい。材料には100%JAあいち中央産の小麦、大豆、米が使われている。まさに地産地消インスタントラーメン。しかし、なぜ「キリン」なのか?
昭和40年代から平成7年まで地元で発売されていた幻のインスタントラーメンの「キリンラーメン」が、地元の農林61号と豆乳を加えて復活させました。スープは、発売当時のままの復刻です。交渉一年間の末出来上がったものは、懐かしいあじわいで現代では新鮮ささえ感じます。きらず揚げを麺状に加工し、キリンラーメンのスープで味付けた駄菓子もあります。(おとうふ工房いしかわより)
道の駅デンパークにあるJAあいち中央産直センターで購入してきたので早速食べてみた。
能代市にて [農村から]
秋田県能代市に来た。能代というと、秋田音頭に唄われている能代春慶・桧山納豆、そして米代川河口の港町というイメージしか無いが、なんとなく好きな街の一つである。この「なんとなく好きな街」というのがいくつもあって、例えば弘前、八戸、鹿角、横手、塩竈、岩出山、新庄、長井、会津若松、田村、新津、十日町、直江津…(けっこうあるな)。小規模ないし中規模で、県庁所在地ではないけれど歴史があって、文化的で、近代化の過程で一定の役割を果たしていて、そういうものに裏付けされた気高さを持っていて、でも保守的ではなくて元気なまち。という勝手なイメージを抱いている中小都市(あてはまらないところもあるが)が好き。まあ、ぐだぐだ書いていても、行ってみた雰囲気で惚れてしまう街や、小説や漫画の印象で勝手なイメージを持っているようなところもある(浜田とか氷見とか)。
能代駅を降りて、目についた二つの建物に足を運んでみた。町の中心の能代駅と、交通の要所である東能代駅が離れているというあたりも、好感が持てる(利用者としては腹立たしいが)
イルミネーション、ナンバーワンはここだ! [農村から]
いつからこんなにどこもかしこもイルミネーションで飾り立てるようになってしまったんでしょう。発光ダイオードだから消費電力も少なくてエコだとかいう寝言は通用しません。激しく無駄です。個人宅でやっている家なんか、もうバカかと。
写真は赤坂サカス。仙台あたりならば雪も降るし、規模も大きいし、まあ許される最低レベルかもしれない。東京はひどい。品が無い、風情も無い、明るすぎる。冬らしい雰囲気が出る程度ならいいのに、こんなに明るくてはネオンサインと変わらないのでは。パチンコ屋のネオンが明るすぎれば抗議が来るみたいだけど、イルミネーションはいいのかしら?
別にイルミネーションが悪いんじゃないんです。綺麗なところもあるんです。これまで、行った中では…
2度目の、諫早。 [農村から]
4年ぶり2度目の諫早である。 今回は1泊だけだったので、様々行きたいところがあったが殆ど消化できず。諫早は好きな町だし、思い出深い土地だが、とりわけ再訪 したい場所が3つある。一つは南開旅館。いわゆる商人宿だが、あたたかくてすごく親切な夫婦がやっている。ずいぶんお世話になった。うちの会社の定宿で、上司は「第2の実家」とまで言っていた。宿泊していた時には上司の誕生祝なんかもして、楽しかった。その上司ももう退職してしまった。今回は急な出張で電話したものの繋がらず、宿泊をあきらめる。二つめは、
くびきの押し寿司 [農村から]
越後湯沢駅で駅弁「くびきの押し寿司」(あやめフード)を買う。元は農家のお母さんたちが作ったものらしい。
これがいいのだ。ずしりと重い。 これでもかというくらい押されて、上越米がたっぷり使われている。米どころ頚城の面目躍如というものだ。ご飯で勝負している。
だいたいにして、駅弁はおかずが多すぎてご飯が少ない。新幹線の中でビールやワンカップを飲む人にはおつまみに良いのだろうが、食事として食べるにはおかずが余ってしまう。
おかずはあくまでご飯を食べるためのもの。あくまでご飯で腹を満たすべきだと、主張しているような押し寿司だった(おかずは入ってないけど)。
四万十市にて [農村から]
高知県中村(現・四万十市)に来た。
仕事を終え、昼食を食べるために小さな大衆食堂に入る。市街地は駅から離れているのだろうか、中村駅周辺には店があまりない。目につくのは民宿ばかり。
なぜ、こんなに民宿が多いのか?釣り客だろうか?
対馬市にて [農村から]
長崎県は対馬(旧・上県郡峰町)の農家の庭先に並ぶ変なもの。これは“せん”というもの。
サツマイモのでんぷんを固めたもの。対馬は壱岐と違い、山ばかりの島。それだけに保存のための加工法がたくさんある。“せん”はサツマイモをつぶし、まるめて発酵させたものを乾燥させ、さらに水につけてアクを取り、ザルで漉したものからデンプンを取り、丸めて干したもの。水につけて漉して干すという作業を何べんも繰り返す。オーバーに1000遍繰り返すということから“せん”という名がついたそうだ。これをそのまま戻して食べたり、米の粉とまぜて餅にしたり、麺にしたり(ろくべえ)して食べる。…あまり美味いものではないが、食べごたえはある。そして、先人の知恵のすごさを感じる。
(GREEの日記に書いたものの転載)
諫早市にて その2 [農村から]
かつてマスコミで大騒ぎしていた諫早湾干拓工事は今も続いている。完成したら入植するんだという人にも会った(奇しくも、大学時代の友人の父親だった)。入植希望者は競争率4倍とか。でも、実際に入植する人はどれだけいるか、単に公共事業減らさないための数字合わせだという人もいた。長崎県は米の県内自給率が100%に満たない。穀倉地帯は諫早と壱岐しかないのだ。やっぱ芋じゃなくて米食いたいじゃないの。と思うのが人情かなと思う。撮影場所から最寄の直売所にはムツゴロウの甘露煮が売っていた。
(GREEの日記に書いたものの転載)