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JA周桑 周ちゃん広場 [農産物直売所紀行]


麦秋の麦畑の向こうに見えるのが「周ちゃん広場」。

日本で5本の指に入る売上を誇るギガ直売所。3年ぶりに来た。今年度増築新装オープン。花と野菜苗の売り場が大幅に増えた。これで売場面積規模でも国内有数に。

店内は加工品とお惣菜が増えた。さすが愛媛だけあって菓子が多い。


今回のマイベストはこの「干し柿パン」。干し柿は日本のドライフルーツなのに、なぜかパンに入れる例には出会ったことがなかった。干し柿は規格外がたくさん出るし、見栄えで価格が大きく違うので、これはいい。柿の香りがすごく強くてまたこれがパンに合うのだ。


ヤングコーンとトウモロコシ。もうトウモロコシが出ているなんて。早出しの名人がいる。


カット野菜やミックス野菜、脇芽とかをサラダセットと呼ぶ。コーナーができるほど大勢の農家がサラダセットを出荷しているのも珍しい。それぞれどんな野菜をセレクトするか工夫したり、手書きのポップを付けたり、競い合ってる。


赤いソラマメ。赤いエンドウは広島で買ったことがあったけど、ソラマメもあるのね。ゆで汁が赤くなるので、豆ご飯が御赤飯のようになります。




おもしろいのが、粉。麦作地域なので、はったい粉とか小麦粉、米粉は当然だけど、野菜の粉とか、竹の粉とかもある。たぶん、売れ筋ということはないけど、こういうのが直売所の魅力になる。

平日の昼でも駐車場は8割方埋まってる。地元の人の話では松山、今治、新居浜からも集客があるほか、観光帰りのバスが立ち寄ったりもするようだ。野菜も果樹もなんでもある地域だし、名物もある。メロンは購入するために整理券が必要で、その整理券を入手するために開店前から行列が出来るほどの人気だそうだ。

切り花や山菜(もう終わったのかも)がやや少ないので、品揃えの点ではまだまだ伸びる可能性を持っている。

店舗面積がムチャクチャ広い(1000m2弱)し、 供給量と品目数も多いから人気が出るのはわかる。でも、人口が多いわけでもないし、観光地でもないし、なぜこの場所でこれだけ売れるのかがいま一つわからない。 価格的には近隣のスーパーの1~2割は高いそうだ。しかも、今治には「さいさいきてや」、西条には「水都市」、松山には「太陽市」といった直売所もある。
それが直売所のおもしろいところでもある。ますます興味深い、周ちゃん広場。

あぐりの湯こもろ地域特産物直売施設 [農産物直売所紀行]


あぐりの湯こもろ地域特産物直売施設

温泉施設に併設の直売所。イチゴ狩りの観光農園もある。もちろん名物は布引観音に由来する布引イチゴ。千曲川の対岸には小諸市街そして浅間山が見える素晴らしい眺望。温泉客は多いのだけど直売所の入口はわかりづらい。



北御牧の道の駅同様に、まだ物が少ないけど雑穀や豆類は種々あった。手書きのポップがいい。






苗物が多いのは、地元のお客さんが家庭用に買うからだろう。苗を売るのは稼ぐポイントのひとつ。



加工品…というか、業者のお土産物がかなり多いのがいかにも長野県ぽいのだけど、福祉施設のお野菜パンは、ネーミングも含めてなかなか。



JA佐久浅間は「レタ酢」なる酢を売っていた。レタスの汁液にアルコールを足して発酵させたもの。長野県の農協のセンスときたら…

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