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恍惚の白いご飯 [Arcives_ローカルな思想を紡ぐ]

雑誌「うかたま」の影響を受けて最近鍋で炊くご飯にハマっている。鍋で炊くというと、面倒だとか難しいとかの印象があるけれど、実はやってみると意外と簡単。米を研いで水加減するところまでは一緒。あとはチョロチョロとトロ火で15分程度炊くだけ。15分で炊けてしまう!これは炊飯器よりも確実に早い!そして炊きあがりの香ばしい匂いが最高!
十分に吸水させた方が良いとも言うけれど、研いでいきなり火にかけても大丈夫。吸水させた方がふっくらするが、いきなり火にかけたバサバサした炊き上がりの方が好きなので好都合。炊きあがりの香りに食欲をそそられて、これならば忙しい時でもご飯を食べよう気になる。
昔、鈴木清順の『殺しの烙印』の中で宍戸錠が、米の炊ける蒸気に鼻を近づけ「この匂いがたまらない」と恍惚の表情で言うシーンがあったが、まさに「恍惚の白いご飯」が鍋では炊ける。いや、うちの炊飯器が古くて美味しく無いだけなのかもしれないが、しかし、鍋で炊いた方が美味く感じる。タイマーで知らないうちに炊きあがっているよりも、「飯を炊いて食う」というあからさまに実感が湧くせいかもしれない。飯が炊きあがる瞬間、たまらない。
最近はもっぱら朝、鍋でご飯を炊き、おにぎりをつくり昼食にしている。平戸島の塩と、利尻昆布を入れて炊く(このまま握ったのが一番美味いのだけど…)。紀州南部の梅をゆかりと混ぜたご飯で握る。鮭のほぐしたのとワカメ、ゴマを混ぜて握る。
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