祖父の思い出 [舌の根も乾かぬうちに〔日記〕]
祖父の米寿祝いのために実家に帰る。「祖父の思い出」と言っても死んだわけではない。米寿にして甚だ元気。もともと寡黙、そのうえ耳が遠いこともあって、あまりしゃべることも無いが、父が祖父の子ども時代からの写真をスキャンしてプロジェクターで映すなどという演出をしたので、初めて聞く昔話がさまざま出てきて盛り上がる。
回想療法などという言葉もあるが、写真の力は偉大だ。そして、80年以上前の写真をきちんと保存している祖父もすごい。
祖父の米寿祝いのために実家に帰る。「祖父の思い出」と言っても死んだわけではない。米寿にして甚だ元気。もともと寡黙、そのうえ耳が遠いこともあって、あまりしゃべることも無いが、父が祖父の子ども時代からの写真をスキャンしてプロジェクターで映すなどという演出をしたので、初めて聞く昔話がさまざま出てきて盛り上がる。
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